毎週水曜日23:00-23:30に放送されているEテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』、2016年5月18日の放送は「埼玉・行田編」でした。

 

 

ふるカフェ系 ハルさんの休日 

www4.nhk.or.jp

 

今、地方では過疎化が進み、何代も受け継がれてきた古民家が廃屋として次々と取り壊されつつある。そんな古民家を惜しみ次世代に残そうとする試みが、リフォームカフェ。
一歩足を踏み入れば、懐かしい空間が広がる古民家カフェは、女性や若者達に新鮮なおしゃれスポットとして大人気。京都、奈良の町屋カフェや下北沢の古民家喫茶など全国的にブームとなっている。そんな古民家カフェを舞台に、記憶から失われつつあるかつての町の姿と記憶をドラマ形式で甦らせていく番組。カフェを訪れる住民たちとの出会いを通して、全国各地の意外な歴史を明らかにしていく。

 

こちらは以前のシリーズのイントロダクションです。私は2016年の初め頃だったでしょうか、Eテレでこの番組の再放送をしていたことがあってそれを拝見したことがあります。

ドラマの冒頭に「古い建物を活かしたレトロなカフェがあると聞けば、全国どこへでも訪ねる」という、渡部豪太さん演じる「真田ハル」のセリフが入っていました。古くから営業している喫茶店ではなく、あくまで古民家など古い建物をリフォームしたカフェが対象になるようです。ハルさんはブロガーで、古カフェを取材しその模様をブログにアップする形で番組が進行していきます。

当番組は、カフェのオーナーもお客さんも現地の方を起用しているため、渡部さん以外の出演者は演技の素人さんで基本的には台詞が棒読みです。それを気にしない方でいられる方で、上記のような古カフェが好きな方には大いに楽しめると思います。

 

 

埼玉・行田編のカフェは「カフェ閑居」さん

2016年5月18日の放送は埼玉県行田市にある「蔵だらけの町で蔵パンが味わえるカフェ」をハルさんが訪ねていました。

 

www.cafe-kankyo.com

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『ふるカフェ系 ハルさんの休日』はNHKの番組ですから、番組内で紹介された店名が明かされることはありません。これまで私は番組を見て内容からキーワードをピックアップしてネットで検索をかけて調べていました。ところが、今回の番組終わりのクレジットに「取材協力 カフェ閑居」的なテキストがあったことに気が付きました……。これまで紹介されたお店も毎回クレジットに乗っていたと思われます。

今更かよと思われる方も多いと思いますが私にはクレジットを調べる発想が全くありませんで、昨日たまたま目に入って気が付き、直後にカフェ閑居で検索をかけたところ一発でたどり着きました。これまでの苦労は一体何だったんだ……となりました。まぁ私の間が抜けていることが原因です。

カフェ閑居』さんは埼玉県行田市行田にあります。読みは「ぎょうだ」です。秩父鉄道「行田市駅」が最寄り駅で、駅前の通りを道なりにまっすぐ進むと徒歩5分ほどの場所にあるそうです。新町通り沿いに駐車場16台分があるとのこと。

営業時間は11:00-16:00と結構短め、定休日は第2&第4日曜日ですが、臨時休業の可能性もあるから、WebサイトやFacebookページ、Twitterページなどで予め予定を把握しておくと良いですね。放送直後は、特にお昼どきに混雑することが予想されますから、来店前に電話やメールなどで連絡を取っておくと尚良いでしょう。

注意点は、乳児を除く小学生以下のお子様は入店できない点です。どうやら以前は制限がなかったようですけど、店内で走り回る子がいたみたいです。歴史のある古い蔵を元の持ち主の家族の厚意もあって再利用しているのですから、その点は仕方がないことです。

ちなみに「閑居(かんきょ)」とは、閑静な住まい、暇にすること、といった意味になるようです。いかにもゆったり落ち着けそうなネーミングですね。

 

 

カフェ閑居の蔵は「和洋折衷様式」

『カフェ閑居』さんのお店として使っている蔵は、モダンな和洋折衷様式の蔵でした。ソテツの木に囲まれた蔵が幾つか集まっているスペースがあり、その一つが閑居さんでした。カフェ閑居さんの蔵は、日本家屋に西洋建築の家屋がくっ付けられた外観で、内部も和室と洋室とがあり見事に和洋折衷でした。ハルさんがいうには明治以降に富裕層の間で流行した建築スタイルだそうです。

和室部分の天井には「掛込天井(かけこみてんじょう)」、別名「化粧裏屋根天井」というそうですが、屋根の傾斜をそのまま天井のデザインとしているとのこと。茶室などに多く見られるスタイルだそうです。蔵の黒漆喰(くろじっくい)も格好良かったです。

カフェ閑居さんの蔵は、行田市の初代市長である「奥貫賢一」の邸宅をご家族の厚意によりお借りして改装しているということでした。そんな貴重な建築物ですから、やはり子どもに走り回られると困るよということですね。納得です。

 

 

おわりに

カフェ閑居さんで出されるパンは、隣りの蔵で焼かれたパンを使っているそうで、ハルさんも注文をしていました。パンプレートでしたか。蔵は年間を通して内部の温度と湿度が安定しているために良いパンができるのだそうですよ。温度24℃、湿度70%と言っていたでしょうか。焼きたてのパンの匂いが漂ってきそうなくらい、たくさんのパンが並んでいて美味しそうでしたし、見ているだけで楽しそうでした。

飲み物は「夏みかん紅茶」を頼んでいました。紅茶に、広い庭に生えている夏みかんから作られたジャムを入れて飲んでいました。お洒落。他には「フライ」も登場していました。行田フライ。フライといっても油で揚げるのではなく、ねぎ焼きやチヂミのような、小麦粉をメインに使用した鉄板で焼く料理みたいです。行田というとゼリーフライが思い浮かびましたが、フライもあるんですね。

前回の横浜市中山編は女性の共同オーナーの方にフォーカスが当たり過ぎているように感じられ少しコレジャナイ感があったのですが、今回は建築物にフォーカスを当ててくれていて楽しめました。女性店員も今回出演していた方の方が私の好みだったことも大きかったかもしれないです。

そうそう、お店のエントランスに壁掛け式のコーヒーミルが幾つか並んでいました。あれはもう少ししっかり見たかったです。壁掛け式好きです。

 

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